
3Dプリンターによる造形では、精度・ソリ・素材物性などの問題から試作品としてのクオリティに限界があります。
試作品を樹脂ブロックから切削する事により、精度・ソリの問題が解消され、物性についても量産成形品と同等になります。[詳しく…]
小ロット・単品製作も対応致します。
ナイロン系樹脂の場合は成型時に色むらが発生(色むらの例)する事があります。カラーが黒系であればほとんど目立ちませんが、ナイロン樹脂でブロック製作をご希望の場合にはご注意ください。
※エラストマー系樹脂については離形がうまくいかない為、樹脂ブロックの製作が出来ません。
その他、製作事例やお知らせなどは『ブログ・樹脂ブロック始めました!』をご覧ください。
3Dプリンターのような特殊材ではなく、量産 成形品と同じペレット材を使用する為、量産品と同様の色・物性による試作が可能。 一般的なペレット材が材料となるため、材料費が安く製作出来ます。またお客様在庫のペレット材でも製作可能。
現在ブロック成形サイズは、幅400X奥行250のサイズまで成形出来るようになりました。 (ヒケ・仕上げの為有効サイズはもう少し小さく380×230程度になります。) 最大厚さは、樹脂により変わってきますので、詳細はお問い合わせお願い致します。 [型のサイズイメージについて]
実績のない材料や製作が困難と予想される場合は成功報酬という形を取らせて頂きたいと存じます。
作業に着手し、ブロック製作が不可能であった場合には、費用は一切発生
いたしませんがご用意頂く樹脂ペレットのお代金のみご負担を願いいたします。
製作費用のお見積り、必要となる材料量をお知らせいたします。
[成型時の積層痕について]
一般流通していない特殊材や、お客様によって開発された材料などから樹脂ブロックを成形テスト・製作する事が可能です。 開発材料でブロックを製作し、その材料で試作品を切削し、量産へ向けての検討を行う事が可能です。 必要であれば、秘密保持契約など、契約を取り交わすことも対応致します。
もし切削加工品の3D図面をご提供頂けるのであれば形状によっては樹脂ペレット圧縮式アルミ簡易型にて製作できるかもしれません。 https://atl-techno.net/kakou.htmlこちらの新サービスについても是非ご検討下さい。
ご依頼
お問い合わせフォーム・電話にてご希望の樹脂材料・色などお問い合わせお願い申し上げます。
製作テスト(有償)
実績のない材料に関しては、成形テストを行っております。テスト費用のお見積り後、お手持ちの樹脂ペレットのご送付を お願い申し上げます。
正式お見積り
正式お見積もり・必要材料必要なペレット量、納期など連絡させていただきます。
製作・納品
ご発注いただき、お振込みのご確認が取れ次第、製作を開始し、アニール処理などの仕上げを行い、 納品させていただきます。
加工
切削加工のご依頼の場合は、樹脂ブロック完成後に、切削を行います。
Q樹脂ブロックを購入し自社で切削加工をしたいのですが可能ですか?
はい。樹脂ブロックの販売のみでも問題ありません。
Qペレット材料を持ち込み可能でしょうか?
はい。お客様所有の材料で樹脂ブロックの製作を致します。 同一材料での製品がございましたらそれを利用する事も可能です。
Qどのような材料で樹脂ブロックを製作可能でしょうか?
今までの実績ではPS・ABS・PC・ABSPC・ナイロン・PET等の一般的な材料はすべて製作可能です。 グラスファイバーやカーボンファイバー繊維入りの材料では製作可能な素材とそうでないものがあります。 積層で成型いたしますので、積層痕が残りやすい傾向にあります。
Q樹脂ブロックの成型はどのような方式ですか?
樹脂ブロックは弊社が独自開発した成型機で『積層』により製作を行います。温度や圧力を最適に制御し厚みを増しながら必要サイズまで成型を行います。 成型後は、充分なアニール処理を実施し、ご希望サイズに整えます。完成した樹脂ブロックには積層痕が残る場合があります。
Qペレット材料の手配は可能ですか?
材料の手配は基本的にお客様にお願いしております。御支給いただいたペレットにてブロックを製作し、余剰分はご返却いたします。
Qグラスファイバーの配向性はどうなりますか?
グラスファイバーが配合されている樹脂ペレットの場合は弊社独自開発の成型機で熱板にペレットを押し付け加圧し加熱、冷却を繰り返しながら厚さを増していく方法で製作します。従いましてガラスの配向性はランダムになると考えております。
Q樹脂ブロックのサイズを教えてください。
型のサイズはW:400mm×L:250mmで厚さ150mm程度まで製作可能です。樹脂の種類によってヒケや汚れ等を考慮し外周を整えた後、ご希望サイズにカットいたします。 コンターマシンでのカットは無償で行います。 [仕上げについて]
Q樹脂ブロックの寸法精度はどれぐらいですか?
通常は無償で2面フライス+コンターマシンカット仕上げとさせて頂いておりますが、フライス面は+0.3mm~+0.5mm程度、コンターマシンカット面に関しては+2mm~+3mm程度となります。
Q納期はどれぐらいですか?
現在、成型機は2台稼働しておりますが、稼働状況により納期は変動します。
成型テストを実施し正式なお見積り、必要なペレット量、納期などご回答差し上げます。
株式会社テクノネット
(株式会社エイ・テイ・エル
静岡工場内)
〒426-0065
静岡県藤枝市末広3-7-1
TEL:054-637-3638
AM9:00~17:00
(土日祝日除く)
独自技術によってポリカカーボン板の製作に成功しました。
JIS K7164の引張試験方法でドライカーボン並みの強度を達成。