
弊社の樹脂ブロックは幅が400mm、高さが250mmの型枠で厚さを増していくイメージで成型されます。
一度に溶けた樹脂ペレットを流し込んでも上手にブロックにはなりません。
型の外側と内側では温度に差が生まれボイドやヒケが発生してしまうからです。
これを防ぐ為に徐々に厚みを増しながら溶かし→固めるを繰り返す必要があります。
この時の温度や圧力を適切にコントロールしなければやはり均一なブロック塊とはなりません。
適切な温度が何度なのか、何度もテストを実施し樹脂ブロックを成型しています。
温度が低ければペレットの形が残ったままとなり、高すぎると本来の性能を発揮できず焦げてボロボロになったりします。
同じ種類のプラスチックでもグレードによって全く変わるのでとても難しいです。