今回は残念ながらうまく樹脂ブロックが製作できなかった例を
ご紹介します。

温度が高すぎると白濁が発生し
温度が低すぎると割れが発生してしまいます。
ならばその中間温度にすればいいではないか?と感じてしまいますが・・
ブロックの厚みが30mmを超えてくると外周部と中心部の温度差が大きくなりすぎて
どうしてもいい状態に出来ない事があります。
温度設定を変更したり、冷却方法を変更したりしながら試行錯誤を続けましたが
ペレットが無くなってしまい条件を得ることが出来ませんでした。
例えばポリカでもメーカーやグレードによって性質が異なり
このグレードが出来たからこれも出来るだろうとは言えない事が殆どです。
お客様の多くは樹脂ブロックとして一般流通していないようなグレードを
ご指定なさいますのでほとんどの場合は弊社として未経験な材料になりがちです。
出来るかできないかを明確にご返答できない場合が多くとても心苦しいですが
ご理解いただけたら幸いです。
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